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help RSS たまには銭湯に行こう! (大泉学園たつの湯さん)

<<   作成日時 : 2009/04/30 23:52   >>

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銭湯が日常生活からどんどん忘れられてしまっていますが、家からチャリで5分のところに「たつの湯」さんがあります。月に一、二度ぐらいしか行けませんが、大きな湯ぶねの中で手足を伸ばすと、リラックスした気持ちになり仕事の疲れとかストレスが取れます。それから身体の芯まで温まるのも家庭のお風呂では味わえないものです。銭湯の効用を見直すとともに昭和から続いている銭湯文化を守りたいですね。
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何度か通っていましたが、今日はやっとお客さんがいなくなった瞬間があり、番台の女将にお願いしてカメラで銭湯の素晴らしい画像を撮らせていただきました。
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 「たつの湯」さんは堂々とした寺社建築のような外観で、見惚れてしまいますね。夕日を浴びた建物に郷愁を感じます。このデザインは関東地方に多い宮型造りです。なぜ戦後中心にこのような建築になったのかちょっと調べてみました。いわゆる寺社仏閣への「お参り」は「お伊勢参り」や「金毘羅さん参り」などに代表されるように、参拝の目的以外に、いろいろな人々との交わりや娯楽を楽しむという意味合いもありました。銭湯は地域住民の平凡な日常生活の中で、お風呂に入りに足を運ぶことで「お参り」に共通する魅力的な場所になっていました。裸の付き合いを通じて他の住民との交流を行い、情報交換の場となっていました。このように宮型造りは奥深い意味合いがあり、銭湯の主要建築となってきました。まさに昭和の伝統建築です。
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情緒豊かなエントランスですね。暖簾をくぐる先に、一日の疲れを癒してくれる温かい湯が待っているウキウキ感がありますね。
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暖簾をくぐるとレトロな鍵付き下駄箱があります。
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男湯の扉を開けると右側に少し高めの番台があります。番台は憧れの場所でした。男はだれでも・・笑
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脱衣所は古いながら広くて清潔感があります。
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脱衣所からふろ場もガラス張りでよく見えます。憧れの富士山も見えます。  
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体を洗って湯ぶねに入ると目の上に夕日に映えた雄大な富士山が迫ってきます。気分最高!日本人は富士山が大好きなんだと改めて感じます。
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富士山のペンキ絵は日本の風呂文化の象徴でもあります。湯煙で少し霞んでいます。以前、男湯は北海道の駒ケ岳が雄大に描かれていたようです。女湯は松島の風景画のようです。ところでどのくらいでこの大作を作成するかというと、一般的には開店前の5時間程度で仕上げてしまうらしい。まさに職人技です。絵を描くことができるペンキ絵師さんは年々減少し、関東で数名を残すのみとなっているようです。文化の灯りが消えていきます。
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気泡とジェットがあり湯量も多めできれいな湯ぶねです。温度は少し熱め(43度〜45度)ですがちょっと辛抱すれば入れます。でも熱がる方にちゃんと「熱い時は水を出してうめて下さい」と貼り紙がされています。以前亀戸の銭湯に行ったときに思いっきり水を出していたら、おじいさん達に「あまりうめるな」と怒られたことがありました。熱い湯が大好きな人達もいるんだと学びました。納得です。
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洗い場も清掃が行き届いていて清潔感があります。鏡の上にはタイル絵が描かれています。 
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山口県岩国にある春の錦帯橋(きんたいきょう)が描かれています。洗いながらも目を楽しませてくれています。
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広島に住んでいた頃、二度ほど錦帯橋に行きました。5連のアーチからなる美しい歴史ある橋です。
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湯ぶねの隣にあるこの戸扉から、昔は三助(さんすけ)が出入りしていました。、私が小学生だったころ銭湯が全盛で、かならず三助がお客さんのリクエストで垢すりやマッサージなどをしていました。マッサージで肩を叩く音がポンポンと小気味よく風呂場に響いていました。まだ都内で三助がいる銭湯があるようです。
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銭湯文化で外せないのがケロリン桶です。ほとんどの銭湯、温泉場で見かけます。なぜケロリン桶が生まれたか調べました。昭和30年代後半に衛生上の問題から銭湯の湯桶が木製から合成樹脂に切り替える時期に内外薬品がケロリンの販促PRとして「風呂桶を使った広告なら、多くの人の目に留まる」ということで商品化され一軒づつ銭湯に配布されていきました。全国的に好評を博し、いままで延べ200万個生産されているようです。いまでもファンが多くいて内外薬品のホームページに「ケロリンファン倶楽部」のサイトがあります。
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すっかり体が温まり風呂から上がると、体を拭いてまずはレトロな体重計に上がるのが銭湯での習慣です。そのあとで左手を腰においてコーヒー牛乳を飲むのが至福の瞬間でした。残念ながらコーヒー牛乳は置いていないようです。でも今日は缶ビールでのどを潤しました。うっうまい!。その他にもいろいろな缶飲料はあります。
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天井が高く開放感があります。 青森に住んでいた頃、市内の銭湯はほとんど温泉(地下を掘るとどこも温泉が出てくる)で週末ごとに入りに行きました。出町温泉とか沖館温泉は定番でした。湯上りはみんな赤いほっぺをして幸せそうな顔をしていたのが印象に残っています。
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これまたレトロな大きな振り子時計。時を正確に刻んでいます。
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夏の日の風呂上りには心地よい脇役です。 
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お年寄りには最高のエリアです。先ほどまで二人の年配の方が雑談されていました。 
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番台の女将にお礼を言って木札を差して、非日常の心地よい時間が終わりです。また来ようっと。コーヒー一杯と同額で非日常が楽しめる。

たつの湯さん
■住所 石神井台6-19-26
■定休 月曜日
■時間 16時〜23時
■入浴料 大人 450円 
■駐車場 10台ぐらい

昭和40年代の初めごろは東京都内に2680軒ほどの銭湯がありましたが、現在では半数以上が廃業となり、900軒ほどになってしまいました。大泉エリアでも今年2月に冨士見湯さんが廃業になりました。残念です。
都市住民、地域社会の関係が希薄な時代に銭湯を見直してみる価値はあるかと思います。裸の付き合いを通じて住民同士のコミュニケーションや、情報交換の場としての役割はあるはずです。健康増進のためにも・・
最近、地方は地域活性化のために温泉を発掘しそこを地域住民の集りの場にしようとの動きがあります。日本人は温泉が大好き、お風呂が大好きな民族です。価値観を変えるのは大変なことですが・・・

まずはみんなでたまには近くの銭湯に行きましょう。




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コメント(2件)

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う〜ん!
すばらしい写真とレポートですね!!

最近・・・銭湯行ってないです。
思わず行ってみたくなりました!
てつ
2009/05/04 23:13
テツさん、コメント有り難うございます。楽しいGWでしたか。私はETCを付けていなかったお陰(笑)で遠出もせず、近隣で遊んでいました。銭湯は気持ちいですよ。是非近くの銭湯に家族で行ってください。
うえぽん
2009/05/06 18:22

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